- 更新日時:2017/02/14 (火) 9:57
- 安全教育研修会
県内3地区で「安全教育研修会」を開催 ~災害・事故発生の予防を目指して~
この研修会の趣旨は、「災害・事故の発生を予防し、事故が発生しても、被害を最小限にとどめることができる基本的な課題について研修し、PTA活動の円滑化を図るとともに、その課題について、積極的に取り組み、解決しようとする資質を養う」ことです。はじめに、親子安全会のあゆみと事業内容、各種手続きについて説明がありました。次に日本赤十字社富山県支部の坂井繁之氏(救急法指導員)から救命処置についてお話をしていただき、AEDを使用した心肺蘇生について映像を交えながら学びました。最後に、「とっさの手当てが命を救う・15問チャレンジ」の資料を用いながら、わかりやすく説明していただきました。
もしも、大切な家族が事故や急病で心肺停止に陥ったら、あなたは素早く正しい心肺蘇生を行えますか?
「パニックになってやるべきことがわからなくなるかも?」「胸を強く押すことをためらって効果的な胸骨圧迫が出来無いかもしれない。」と考えたときに、大切な家族を守るために救急法の知識と技術が必要だと強く感じました。
日本赤十字社では、「赤十字救急法」などの講習会も行っています。興味のある方は受講してみたらいかがでしょうか。
砺波地区
日 時: | 平成28年8月19日(金) 19:00~21:00 |
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会 場: | 砺波市立出町小学校 |
参加者: | 35名 |
魚津ブロック
日 時: | 平成28年10月6日(木) 19:00~21:00 |
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会 場: | 黒部市国際文化センターコラーレ |
参加者: | 100名 |
氷見地区
日 時: | 平成28年11月17日(木) 19:00~21:00 |
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会 場: | 氷見市ふれあいスポーツセンター |
参加者: | 45名 |
本年度は、安全教育研修会開催地区(砺波地区・魚津ブロック・氷見 |
3会場での質疑応答 Q&A
○日赤救急法指導員の坂井繁之さんが、救命救急に関する質問に応えてくださいました。
Q:胸骨圧迫をして、骨が折れることはないか?
A:骨が折れる場合もあるが、命を救うという視点で、胸骨圧迫をためらわず行ってほしい。
Q:しゃっくりは、どのようにして止めればよいのか?
A:誰かに脅かしてもらったり、水を一気に飲み干したりするという方法が有名ですが、前かがみになって椅子に座り、深くゆっくりと呼吸することで止まることが多いです。これは、横隔膜の痙攣が収まるからです。(他に、最近では耳押し法というのも流行っています。)
○親子安全会への質疑応答
Q:運動会のPTA種目を応援しているときに、つまずいてけがをしたら、給付の対象になるのか?
A:運動会は、PTA行事ではなく学校行事だから該当しないが、その中のPTA種目に参加してけがをした場合は該当する。しかし、PTA競技を応援しているときのけがは、本人が競技中ではないので、給付の対象にはならない。
Q:学校内で、子供同士で故意にけがをさせたときは給付の対象になるのか?
A:学校内のけがは学校管理下なので、給付対象にはならない。また、故意にやるのは別問題である。
Q:就学奨励金給付は原則1校1名だが、複数名が認められるのはどんな場合か?
A:基本的には1校1名だが、複数名申請されるかどうかは、校長先生の判断にお任せしている。