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安全教育研修会

令和6年度 安全教育研修会報告

~今ならまだ間に合う、備えを  とっさの対応が命を救う~

県内3地区で「安全教育研修会」開催

 本年度の安全教育研修会は滑川・上市・立山地区、小矢部地区、高岡地区で開催されました。
 はじめに当会より「親子安全会の歩みと事業内容・各種手続き」について説明しました。PTA活動中に発生した災害対して行う「見舞金(共済金) 給付」制度、修学の援助となる、「就学奨励金給付」制度、「香典給付」制度、啓発DVD貸出等の事業を確認しました。まだまだ詳細な説明が聞きたいという意見もいただきました。県P総会等でも重ねて説明させていただきます。

親子安全会の事業内容

 その後、日本赤十字社富山県支部の林信宏先生を講師に、一次救命措置についての講義により「応急手当研修」を行いました。年明けの震災の不安感もあり、どの会場も緊張感のある研修となりました。救急車、到着まで時間、富山7分(全国平均10分)に、自分たちができること、一次救命処置を学びました。何もしなければ、1か月後の生存率約6%、心肺蘇生、胸骨圧迫をした場合生存率約13%、AEDで電気ショックを与えた場合約50%と一次救命措置の重要性が示された。参加者は救命措置の説明を聞き、人体模型を使っての実技を、グループワークとして行いました。圧迫の強さやリズム、正しい姿勢を実感するとともに、救急車が到着する7分間を交替しながら胸骨圧迫の実践を行いました。救急車を待つ7分間は、思った以上に長く不安な時間で、一次救命措置の重要性をたくさんの人が理解し、協力し支え合う必要性を感じられたようです。

滑川・上市・立山地区

開催日時:令和6年9月7日(土)
14:00~15:30
会  場:滑川市立東部小学校
参加人数:46名

小矢部地区

開催日時:令和6年11月5日(火)
19:00~20:30
会  場:小矢部市民交流プラザ
参加人数:29名

高岡地区

開催日時:令和6年11月6日(水)
19:00~20:30
会  場:高岡市役所
参加人数:69名

令和5年度 安全教育研修会報告

~とっさの病気やけがに対応できるように~

県内三地区で「安全教育研修会」を開催

 本年度の安全教育研修会は射水地区、南砺地区、富山地区で開催されました。
 はじめに当会より「親子安全会の歩みと事業内容・各種手続き」について説明がありました。PTA活動中の怪我や病気・損害に対して「見舞金給付」という制度、啓発DVD貸出等の事業もあり、PTA活動が安心安全に行えることを改めて認識しました。
 その後、日本赤十字社富山県支部の林信宏先生より、救命措置についての講義がありました。はじめに救急車の到着時間の説明があり、全国の到着平均時間は9分以上かかるのに対して、富山県は7分と比較的早く到着するという説明がありました。その7分で行う救命措置や、心肺蘇生の注意点・協力者の的確な要請・胸骨圧迫の注意点等の説明がありました。参加者は救命措置の説明を聞き、ペットボトルで実践を行いました。

講師 林 信宏 先生

 今年度は、コロナ禍で実施できていなかった人体模型を使っての実技を、グループワークとして行いました。圧迫の強さやリズム、正しい姿勢を実感するとともに、救急車が到着する7分間を皆で交替しながら胸骨圧迫の実践を行いましたが、皆さんにはその7分間がとても長く感じられたようです。とても有意義な研修会になりました。

射水地区

開催日時: 令和5年9月5日(火)
19:00~21:00
会  場: いみず市民交流プラザ
参加人数: 54名

南砺地区

開催日時: 令和5年10月24日(火)
19:00~21:00
会  場: ア・ミューホール
参加人数: 45名

富山地区

開催日時: 令和5年11月1日(水)
19:00~21:00
会  場: 大沢野会館
参加人数: 56名

令和4年度 安全教育研修会報告

~とっさの病気やけがに対応できるように~

県内四地区で「安全教育研修会」を開催

講師 林 信宏 先生

 本年度の安全教育研修会は感染対策を万全にして、砺波・氷見・高岡・魚津ブロックの4会場で開催されました。
 はじめに当会より「親子安全会の歩みと事業内容・各種手続き」について説明がありました。PTA活動中のけがや病気・損害に対しては「見舞金給付」という制度があり、PTA活動が安全安心に行えることを改めて認識しました。また同時にDVD貸出等のPRも行われました。
 次に日本赤十字社の林信宏先生より、コロナに関する説明と救命措置についての講義がありました。コロナの感染経路としては接触・飛沫・エアロゾルがあり、感染を予防する対策を詳しく教わりました。接触感染にはウイルスの侵入経路である目や鼻や口を触る前に手指を消毒すること、飛沫感染には不織布マスクの着用が有効であること、エアロゾル感染には、常時部屋の換気が望ましいことなど、詳しく説明をしていただきました。
 続いて救命措置についての講義が行われました。傷病者に「反応」と「呼吸」がない時は「心停止」と判断し、躊躇なく119番に通報しAEDを依頼、救急車が到着するまで、胸骨圧迫を絶え間なく行うことが重要であることを学びました。また、2ℓの空ペットボトルを用いた胸骨圧迫の模擬実技では、圧迫の回数やリズム、両腕を使っての圧迫の仕方などを具体的に学びました。救急車が到着するまでの間を想定した胸骨圧迫は予想以上に長く感じられ、ペコペコというペットボトルを押す音が長い間会場内に響き渡っていました。

砺波地区

開催日時: 令和4年8月22日(月)
19:00~21:00
会  場: 出町中学校
参加人数: 26名

氷見地区

開催日時: 令和4年8月24日(水)
19:00~21:00
会  場: 氷見ふれあいスポーツセンター
参加人数: 22名

高岡地区

開催日時: 令和4年10月11日(火)
19:00~21:00
会  場: 高岡市役所
参加人数: 54名

魚津ブロック
(朝日・入善・黒部・魚津)

開催日時: 令和4年10月17日(月)
19:00~21:00
会  場: 黒部国際文化センターコラーレ
参加人数: 49名

令和3年度 安全教育研修会報告

~とっさの病気やけがに対応できるように~

県内五地区で「安全教育研修会」を開催

講師 林 信宏 さん

 本年度の安全教育研修会は、昨年度コロナ禍で延期された地区を含め、五地区(上市・立山・滑川地区、富山地区、射水地区、小矢部地区、南砺地区)で開催されました。忙しい中にもかかわらず、たくさんの会員の皆さんの参加があり、感染対策を万全にした中で、真剣に受講しておられました。
 初めに、親子安全会の𠮷川常務理事より、親子安全会の歩みと事業内容、各種手続きについて説明がありました。PTA活動中のケガや病気、損害に対する見舞金給付制度や啓発DVD貸出等の事業があり、PTA諸活動が安全に、より安心して行えることを再認識しました。また就学奨励金や香典の給付制度にも理解が深まり、給付の申請も増えているということです。
 その後、日本赤十字社の林信宏先生より、「一次救命措置」についての講義がありました。
 救急措置のポイントとして「反応」と「呼吸」がない時は「心停止」と判断し、躊躇なく119番に連絡して胸骨圧迫を施し、併せて「AED」を使用することを教わりました。
 今年は感染予防の観点から、実技ツールの共用が難しいということで、空の2リットルペットボトルを用い、個人で胸骨圧迫の実技ができるように工夫されていました。先生の合図で受講生が一斉に圧迫すると、会場全体にペットボトルのぺこぺこという音が鳴り響き、一定のリズムで圧迫することの大切さを学ぶことができました。いかなる状況下であっても、命を救う行動ができるよう、啓発と指導を続ける赤十字の情熱をも感じる実技講習となりました。
 令和4年度は、氷見地区、朝日・入善・黒部・魚津のブロック、砺波地区、そして今年実施できなかった高岡地区の4地区を予定しています。充実した研修が実施できるよう、コロナが治まることを願っています。

上市・立山・滑川地区

開催日時: 令和3年7月3日(土)
14:00~15:30
会  場: 上市町文化研修センター
参加人数: 24単位PTA 47名

射水地区

開催日時: 令和3年9月15日(水)
19:30~21:00
会  場: いみず市民交流プラザ
参加人数: 15単位PTA 28名

富山地区

開催日時: 令和3年10月21日(木)
19:30~21:00
会  場: 八尾コミュニティセンター
参加人数: 41単位PTA 55名

小矢部地区

開催日時: 令和3年10月22日(金)
19:30~21:00
会  場: 小矢部市立蟹谷中学校
参加人数: 9単位PTA 28名

南砺地区

開催日時: 令和3年11月19日(金)
19:00~20:30
会  場: 井波総合文化センター エイトホール
参加人数: 14単位PTA 34名

高岡地区

開催日時: 令和3年10月4日(月)
会  場: 高岡市役所8階

※コロナ感染拡大防止のため中止となりました。

令和2年度の安全教育研修会中止のお知らせ

 本財団が安全普及啓発活動の一環として年3回実施している安全教育研修会ですが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため今年度は中止し、今年度予定していた富山地区、射水地区、南砺地区の実施を来年度(令和3年度)に持ち越すことになりました。3地区の皆様には大変ご迷惑をおかけしますが、よろしくご理解のほどお願いいたします。
 なお、11月28日に予定している講演会は、コロナウイルス感染対策として今年度はリモート方式で実施し、録画動画はYouTube上でも公開します。詳しくはこのホームページ上の「講演会」に掲載していますのでご覧ください。

令和2年度の安全教育研修会について(お知らせ)

 新型コロナウイルスの拡大が一応の収束を見せていますが、第2波への恐れがいまだ続いている今日この頃です。PTA活動も徐々に動きが見られるようですが、依然感染拡大への不安がつきまとい、親子安全会事務局には「新型コロナウイルスが感染したら内科的補償はしてもらえるのか?」といった問い合わせが数件あるほどです。役員の皆さんの慎重な姿勢はなかなか崩れないようです。
 本財団が安全普及啓発活動として年3回実施している「安全教育研修会」の実施も今のところ感染状況などを考慮して調整中です。11月下旬には県PTA会員大会が予定されていますが、その実施の可否が一つの判断材料となります。先陣を切って、10月後半ごろから実施できないものかと考えています。もちろんこのような状況下ですので、これまでのような研修態勢は取れないと思いますが、感染拡大防止に十分配慮した上で(下記)、実施にこぎつけることができないものかと考えています。

①研修内容 日赤救急法の心肺蘇生「実技」を実施する予定。3密を避けるために研修内容を見直す必要あり。
②実施方法 参加人数の制限と広い研修場所の確保、感染予防策の徹底
③実施予定地区 3地区:富山地区(91校)射水地区(21校)南砺地区(17校)
④実施期間 令和2年10月後半~12月初旬の間で実施予定

※実施の有無については8月にこのホームページでお知らせします。

令和元年度 安全教育研修会報告

県内三地区で「安全教育研修会」を開催

 本年度は砺波地区・氷見地区・魚津ブロックの三会場で安全教育研修会が開催されました。忙しい中にもかかわらずたくさんの方が集まり、みなさん真剣に受講されていました。
 はじめに当会常務理事より親子安全会のあゆみと事業内容、各種手続き等の説明がありました。親子安全会の事業については、年々県下のPTA会員にも理解が深まっているように感じられました。
 その後、日本赤十字社富山県支部の林信宏先生より、赤十字救急法についての講義がありました。パワーポイントを使って、緊急時に行うことや傷病者の確認の仕方などの説明がありました。林先生はことばに強弱をつけジェスチャーを交えながら、心肺蘇生を行う時やAEDを使う時の注意点をわかりやすく説明されました。
 救急処置のポイントとして、「反応」と「呼吸」がないときは「心停止」と判断し、すぐに119番に連絡すること。そして躊躇なく「胸骨圧迫」(圧迫の速さは一分間あたり100~120回深さは約5センチメートル、強く・速く・絶え間なくを意識する)をしたり、AEDを使用したりすることなどを教わり、改めて勉強になりました。もし傷病者が倒れていても、訓練を行ったことがないと、押す胸の位置や力の入れ具合が難しいと思われます。また、AEDについてもとっさに探してうまく使えるかどうかが問題です。しかし命にかかわることなので今回勉強したことを身につけていれば、救える命がありますし、救急法もだんだん変わっていくので定期的に講習に参加してほしいというお話もありました。


砺波地区

日 時: 令和元年8月6日(火)
19:30~21:00
会 場: 砺波市立出町中学校
参加者: 28名



氷見地区

日 時: 令和元年9月14日(土)
14:30~16:00
会 場: 氷見市ふれあいスポーツセンター
参加者: 43名




魚津ブロック
(朝日・入善・黒部・魚津)

日 時: 令和元年9月25日(水)
19:30~21:00
会 場: 入善町うるおい館
参加者: 86名


本年度も安全教育研修会開催地区(砺波地区 氷見地区 魚津ブロック)の単位PTAに安全会から「救急絆創膏セット」を配付しました。
PTA活動の緊急災害時などにお役立てください。

平成30年度 安全教育研修会報告

とっさの病気やけがに対応できるように・・・

県内三地区で「安全教育研修会」を開催

講師 林 信宏 さん

 安全教育研修会を本年度は滑川・立山・上市地区、小矢部地区、高岡地区の三会場で開催しました。沢山の方々にお集りいただき、みなさん熱心に受講されていました。
 はじめに、親子安全会の事業内容の説明、各種手続きの説明があり、親子安全会の様々な手続きについて理解が深まったり、疑問なところについて質問が寄せられたりしていました。
 その後日本赤十字社富山県支部の林信宏先生より、赤十字救急法についての講義がありました。緊急時の病気やけがの手当ての基本、傷病者の観察のポイント、心肺蘇生を行う時に注意することなどを丁寧に説明していただきました。また、最近の天候の変化で増えてきている熱中症の手当のポイントについても話がありました。一次救命の処置を適切に行わなかったり、処置が遅れたりすることによって、その後の命の危険性が高まる恐れがあります。緊急時の処置の仕方を丁寧に始動していただくことによって、参加された受講者の方々の知識も深まり、対処の仕方を理解しておくことが重要だということを改めて気付かされる研修でした。
 救急法や心肺蘇生法などは年々最新の方法が生み出され、以前とは違っている場合もあるので、定期的に受講してほしいとのことです。ぜひ、多くの方に知識を深めてもらい、大切な家族や友人が事故や急病で心肺停止に陥ったら素早く心肺蘇生の対応ができるようになってほしいと思います。
 日本赤十字社では、「赤十字救急法・幼児安全法」などの講習会も行っています。興味のある方は受講してみたらいかがでしょうか。

滑川・立山・上市地区
滑川・立山・上市地区

日 時: 平成30年7月7日(土)
15:30~17:00
会 場: 上市文化研修センター
参加者: 81名


小矢部地区
小矢部地区

日 時: 平成30年9月19日(水)
19:30~21:00
会 場: 小矢部市立大谷中学校
参加者: 27名


高岡地区
高岡地区

日 時: 平成30年10月4日(木)
19:30~21:00
会 場: 高岡市役所8階
参加者: 110名


本年度も安全教育研修会開催地区(滑川・立山・上市地区 小矢部地区 高岡地区)の単位PTAに安全会から「救急絆創膏セット」を配付しました。
PTA活動の緊急災害時などにお役立てください。

平成29年度 安全教育研修会報告

県内3地区で「安全教育研修会」を開催

講師 林 信宏 さん

 本年度は、富山地区・射水地区・南砺地区の3会場で開催しました。平日の夜という時間でしたが、たくさんの方々にお集まりいただきました。
 安全会の説明に続いて、日本赤十字社富山支部事業推進課長の林信宏さんに緊急時の手当の方法についてお話しと実演をしていただきました。
 心肺蘇生(CPR)とAEDを使った一次救命処置(BLS)について、聞きなれた富山弁をまじえながら、自分たちの体で確認しながら説明していただきました。胸骨圧迫は「強く・速く・絶え間なく」を意識することが大事だということで、実演をしていただきました。家に帰ってから、ビニールプールや浮き輪を膨らますポンプを使って胸骨圧迫の動作を実践してみました。説明していただいたやり方が体に負担がかかりにくく、しかも力が入りやすい姿勢だということが分かりました。
 また、子供と大人が参加するPTA活動において、小さな子供への心肺蘇生にはとても重要な人工呼吸についても詳しく教えていただきました。
 子供たちは、勉強や運動に全力で取り組んでいます。そんな中での危険を想定し、いざとなった時にすぐ使用できるようAEDの場所を把握しておくことは必要です。
 日本赤十字社では、「赤十字救急法・幼児安全法」などの講習会も行っています。興味のある方は受講してみたらいかがでしょうか。

富山地区
富山地区

日 時: 平成29年9月20日(水)
19:00~21:00
会 場: 婦中ふれあい館
参加者: 157名


射水地区
射水地区

日 時: 平成29年11月15日(水)
19:00~21:00
会 場: 射水市中央公民館
参加者: 58名


南砺地区
南砺地区

日 時: 平成29年11月21日(火)
19:00~21:00
会 場: 木彫りの里 創遊館
参加者: 36名


 本年度は、安全教育研修会開催地区(富山地区・射水地区・南砺地区)の単位PTAに、安全会から『救急絆創膏セット』を配付いたしました。
 PTA活動での緊急災害時などにお役立てください。

3会場での質疑応答 Q&A

○日赤救急法指導員の林信宏さんが、救急救命等に関する質問に答えてくださいました。

Q:胸骨圧迫は、骨折のリスクがあっても、骨折しても続けるということですか?
A:ろっ骨が折れると肺が損傷するが、胸骨圧迫で胸骨が折れても内臓に損傷はないと報告されているので、続けてください。

Q:子どもは体が小さいが、力加減は考えなくてよいか。
A:日赤では、子供は幼稚園児までを指し、小学生以上は基本的に大人と同じ対応とすることとしています。未就学児の圧迫深度は胸の厚みの1/3程度、圧迫回数は大人と同じ(100~120回/分)というのがガイドラインです。

Q:AEDの大切さはよくわかったので、もっと普及させればよいと思うが、実際にはそこまで普及していないのではないか?
A:AED本体が安いものでも20万円程度と高額であるのに加え、7年程度での買い替えが必要です。また、パッドやバッテリーの交換も定期的に行う必要があるなどメンテナンス費用も掛かるのも一因かと思います。台数は全国で約70万台が設置されていますが、その使用数は依然低いままです。いざという時は躊躇なく使用するという普及が重要と考えます。

平成28年度 安全教育研修会報告

県内3地区で「安全教育研修会」を開催 ~災害・事故発生の予防を目指して~

講師:坂井繁之氏

講師:坂井繁之氏

 この研修会の趣旨は、「災害・事故の発生を予防し、事故が発生しても、被害を最小限にとどめることができる基本的な課題について研修し、PTA活動の円滑化を図るとともに、その課題について、積極的に取り組み、解決しようとする資質を養う」ことです。
 はじめに、親子安全会のあゆみと事業内容、各種手続きについて説明がありました。次に日本赤十字社富山県支部の坂井繁之氏(救急法指導員)から救命処置についてお話をしていただき、AEDを使用した心肺蘇生について映像を交えながら学びました。最後に、「とっさの手当てが命を救う・15問チャレンジ」の資料を用いながら、わかりやすく説明していただきました。
 もしも、大切な家族が事故や急病で心肺停止に陥ったら、あなたは素早く正しい心肺蘇生を行えますか?
 「パニックになってやるべきことがわからなくなるかも?」「胸を強く押すことをためらって効果的な胸骨圧迫が出来無いかもしれない。」と考えたときに、大切な家族を守るために救急法の知識と技術が必要だと強く感じました。
 日本赤十字社では、「赤十字救急法」などの講習会も行っています。興味のある方は受講してみたらいかがでしょうか。

砺波地区
砺波地区

日 時: 平成28年8月19日(金)
19:00~21:00
会 場: 砺波市立出町小学校
参加者: 35名


魚津ブロック
魚津ブロック

日 時: 平成28年10月6日(木)
19:00~21:00
会 場: 黒部市国際文化センターコラーレ
参加者: 100名


氷見地区
氷見地区

日 時: 平成28年11月17日(木)
19:00~21:00
会 場: 氷見市ふれあいスポーツセンター
参加者: 45名


スマホ対応ラジオライト

 本年度は、安全教育研修会開催地区(砺波地区・魚津ブロック・氷見
地区)の単位PTAに、安全会から『スマホ対応ラジオライト』を配付いたしました。
 PTA活動での緊急災害時などにお役立てください。

3会場での質疑応答 Q&A

○日赤救急法指導員の坂井繁之さんが、救命救急に関する質問に応えてくださいました。

Q:胸骨圧迫をして、骨が折れることはないか?
A:骨が折れる場合もあるが、命を救うという視点で、胸骨圧迫をためらわず行ってほしい。

Q:しゃっくりは、どのようにして止めればよいのか?
A:誰かに脅かしてもらったり、水を一気に飲み干したりするという方法が有名ですが、前かがみになって椅子に座り、深くゆっくりと呼吸することで止まることが多いです。これは、横隔膜の痙攣が収まるからです。(他に、最近では耳押し法というのも流行っています。)

○親子安全会への質疑応答

Q:運動会のPTA種目を応援しているときに、つまずいてけがをしたら、給付の対象になるのか?
A:運動会は、PTA行事ではなく学校行事だから該当しないが、その中のPTA種目に参加してけがをした場合は該当する。しかし、PTA競技を応援しているときのけがは、本人が競技中ではないので、給付の対象にはならない。

Q:学校内で、子供同士で故意にけがをさせたときは給付の対象になるのか?
A:学校内のけがは学校管理下なので、給付対象にはならない。また、故意にやるのは別問題である。

Q:就学奨励金給付は原則1校1名だが、複数名が認められるのはどんな場合か?
A:基本的には1校1名だが、複数名申請されるかどうかは、校長先生の判断にお任せしている。

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